AIエージェントは本当に経験から学ぶのか AhaBenchが突く記憶と転移の差
多くのエージェント向けベンチマークは、たった1つの問いしか立てていない。「このエージェントは今このタスクを解けるか」というものだ。エージェントはプロンプトを受け取り、行動の軌跡を作り、点数がつく。そして次のタスクでは、まっさらな状態に戻される。だが、この作り方には見落としがある。実際に使われるシステムは、経験を積むほど賢くなることが前提だからだ。1回のやりとりで得た教訓を、次のやりとりに持ち込めることが期待されている。AhaBenchが狙うのは、まさにこの見落としだ。