Autognosis

ニュースから、自分の思い込みに気づく

テクノロジーと社会のニュースを、やさしい言葉で解きほぐすメディア。読み終えたとき、自分の見方が少し変わる記事を届けます。

新着記事

すべて見る →
AI・機械学習
2026年10月22日 20:31 -- いいね
鏡の中の自分が、外の世界のかけらと混ざり合った色で、鏡の前の自分をそっと塗り替えていく様子を描いたイラスト。Neko-sanが驚いて見つめている。

意識は訓練でなく構造に宿る? ベイジアン・ミラー・アーキテクチャが示す設計案

多くのAIは、訓練によって性質を身につける。エンジニアが目標を決め、最適化がモデルをそこへ近づけていく。ベイジアン・ミラー・アーキテクチャ(BMA)は、これと違う道をとる。意識の置き場所を、システムの構造に求めるのだ。特定の循環構造があれば意識はあり、なければない。

続きを読む
スタートアップ・ビジネス
2026年10月22日 18:42 -- いいね
小さなデータセンターの建物が銀行の扉の前で入れてもらえず、大きな建物だけが先に迎え入れられている様子と、驚くネコさんのイラスト。

エヌビディア出資のFirmusがIPOを取り下げ AIデータセンターに資金が集まらない理由

エヌビディアが出資するデータセンター開発会社のFirmusが、新規株式公開(IPO)を価格決定の前に取りやめた。AIブームの裏側で、お金の流れに変化が出ているのかもしれない。

続きを読む
テクノロジー・イノベーション
2026年10月22日 07:16 -- いいね
山のように押し寄せる小さな仕事を脇へ払いのけ、いちばん大事な星を守って落ち着いている小さな月着陸船のイラスト。

アポロ11号の1202警報でも着陸は続いた ハミルトン氏が残した設計の教訓

月面着陸の船、着陸船「イーグル」のコンピューターが、降下中に突然警報を鳴らした。1969年7月20日のことだ。もし止まっていたら、着陸は失敗していたかもしれない。ところが、機械は止まらなかった。再起動し、重要度の低い作業を手放して、着陸の計算を続けたのだ。壊れる前提で設計するという選択は、ソフトウェアにもハードウェアと同じ厳しさを求めた一人の人物から生まれた。

続きを読む
セキュリティ・プライバシー・リスク
2026年10月21日 11:46 -- いいね
買い物箱の山に囲まれたネコさんの頭上に、自分の購入履歴から作られた「わたし像」の雲が次々と降りてきて、驚いている様子のイラスト。

買い物履歴が体型ラベルに変わる Amazon広告設定ページに広がる戸惑い

Threadsで、ある買い物客がこんな投稿をした。「自分の購入履歴をもとにAmazonが立てた『推測』のページを見つけてしまった。言葉が出ない」。投稿は一気に広まった。多くの人が同じ気持ちになったのだ。買ったものをAmazonが記録していることは知っていた。しかし、その記録を「自分がどんな人間か」という結論に変えていることまでは知らなかった。彼女が見つけたのは、情報漏えいでも不具合でもない。Amazonのアカウント設定や広告設定にある、ごく普通のページだ。

続きを読む
スタートアップ・ビジネス
2026年10月20日 21:18 -- いいね
小さなロケット型の配達トラックの前に、巨大な箱の山と大きな鍵を差し出す金庫型のキャラクターが並び、そこへネコさんが巻き込まれている様子のイラスト。

スペースXが400億ドルでエヌビディアのチップを調達 問われるのは誰が使い、どう返すか

スペースXが、エヌビディアのチップを買うために400億ドルを調達しようとしている。英フィナンシャル・タイムズ(FT)がそう報じた。資金調達を主導するのは、アポロ・グローバル・マネジメントだ。AIブームの中でも、この額は桁外れに大きい。イーロン・マスク氏(Elon Musk)の会社の一つが、計算能力をロケットや衛星と並ぶ中核インフラとして扱い始めた、ということだろう。この取引には疑問も残る。チップを使うのは誰なのか。借りたお金はどうやって返すのか。

続きを読む
AI・機械学習
2026年10月20日 13:31 -- いいね
山積みになった論文の冊子の中から、ひとつの赤い立方体がぴたりとパズルにはまり、Neko-sanが驚いて見ている様子のイラスト。

700本のプレプリントは誰が確かめるのか OpenAIが数学で突きつけた検証の壁

OpenAIは、約700本のプレプリントを公開リポジトリに載せた。どの論文も、証明と反例を組み合わせた形で書かれていて、要旨、導入、主な結果、証明という標準的な構成に沿って整えられている。機械が出力した生のデータではなく、仕上げられた文書だ。対象は組合せ論、整数論、幾何学、解析学など、複数の分野にまたがる。目を引くのは、証明と並んで反例が入っていることだ。反例とは、予想が間違っていると示す具体的なもののことで、特定の数やグラフ、構成がこれにあたる。

#生成AI #AIの数学的推論 #形式検証
続きを読む